フランス料理店・ポワン・ドゥ・デパー Point de depart
普段あまりお話できないような、 私達のお料理やお店に対する考え方 などを、今までにあった出来事 なども交えながら、色々と書いていこうと思っております。 なかなか、ご理解頂けない事も、 あるかと思いますが、面白おかしくご覧いただけたら幸いです。
6月と言えば・鮎・先日鮎釣りが解禁になり、 当店にも早速鮎が入荷し、昨年登場し、大変御好評頂きました 鮎のテリーヌが本日より再登場となっております。 こちらのテリーヌは、鮎を内臓ごとリエット風<厳密に言うとリエットではない為>にし、焼き色を付けた鮎で両サイドをサンドし、テリーヌにした物でして、 材料も味も非常にシンプルなんですが、 この鮎その物の持つ繊細な苦味と味が、 強烈なルッコラセルバチカ<野生品種のルッコラ>の苦味によって より、引き立っているように、個人的には思えました。 ご興味のある方は、是非1度お試し下さい。 この組み合わせも、思い起こせば昨年散々研究した結果でして 本当に1つのお料理が出来上がるまでには時間が掛かります。 ちなみに、当店では取り扱いがないのですが、 このお料理、今流行?の焼酎や冷酒でも合いそうでした。 オホホホ そうそう、それから、昨日初めて埼玉県の新座と言う所に行って来たのですが 感想としては、遠かったですー。<そちらにお住まいの方、すみません> 多分きっと初めてだったのと、夕方から出かけたので 道が真っ暗だったせいもあるかもしれません・・・ まあ、しかし、電車賃と時間を掛けて行った甲斐があり 、 またまた非常に良い職人さんとの出会いが出来たので、 とっても良かったです。この職人さん、何をする方だかは、 もう少し秘密なんですが、私、前からずーと勉強したかった事なので、 今度、皆さんにも、もう少し話が具体的になってからお教えしますね。 まあ、そんなに大げさな事ではないんですが、 シェフも、一緒に教えてもらいながら製作するつもりなので、 この話については、また今度詳しくお話します。 それから、本日、初めてワイン会にて六本木ヒルズのアカデミーヒルズ40階 に行ってきたのですが、凄く眺めが良くて、気持ちが良かったです。 昼間から、この眺めを見ながらシャンパンが飲めるなんて 人生たまには良い事もあるもんだ、としみじみ思った今日この頃でした。 特に夕方から夜に掛けての夕暮れ時なんかは、きっと空の色がどんどん変化して とっても 綺麗なんだろーなーと、その場を離れたくない気持ちでいっぱいの 私でしたが、シェフに世の中そんなに甘くないと、引きづられながら、お店へ・・・・・ またまた現実に戻ってお仕事お仕事でございます。トホホ 追伸・本日ひょんな事からお知り合いになったフランス雑波と言うサイトを 運営されている松本さんと言う方から、久しぶりにメールを頂いたので、 嬉しくなって、フランス雑波さんのサイトを覗いて見た所、 トップページに、ソルボンヌ大学では毎年10月から6月まで毎月1回 学内の大講堂や大サロンなどを利用して、音楽会が開かれており、 交響曲や室内楽の演奏が楽しめると言う記事が載っており、 非常に羨ましく思ってしまいました。 ご興味のある方は、是非このサイトを覗いて見て下さい。
■2006 1/1(日)2006・新年
■2005 5/2(月)ポワン・ドゥ・デパーオリジナル大人の為のロールケーキ