フランス料理店・ポワン・ドゥ・デパー Point de départ
普段あまりお話できないような 私達のお料理やお店に対する考え方 などを、今までにあった出来事 なども交えながら、色々と書いていこうと思っております。 なかなか、ご理解頂けない事も、 あるかと思いますが、面白おかしくご覧いただけたら幸いです。
『大人の修学旅行・京都篇』
今回は、ほんとーーーに短い夏休みを利用して、2泊3日で京都へ2年ぶりに 行って参りました、シェフは最後の最後まで海・海・海・海に行きたいんだけどーと 叫んでおりましたが、まあ、たまには私の計画した大人の修学旅行へお付き合いくださいな となだめて、と言うか半分無理やり引きずって連れて行ってしまいました。アハ その代わり、お宿・電車は勿論見学場所から食事の場所まで総て、予約が取れないと 言われているお店まで手配させて頂きましたよー、本当に大変でした。トホホ とそのツアーの詳細なのですが、まずは京都駅に着きましたら、シェフを誘導して 近鉄改札口の方へ、ここには各ホテルのお荷物預かり所があり、ここで先にチェックイン を済ませ、貴重品意外の荷物は見学の邪魔になるので預けてホテルまで運んで頂きます、 そして、反対側の烏丸口まで戻り、ガラス張りの観光案内所にて、 係りのお姉さんを捕まえて、ひたすら自分で製作した京都版ミニノートを見せながら 今日は、こことここ、明日はここなどと言いつつ、住所を言って、地図をコピーして貰い バスの乗り方や地下鉄の使い方まで教えて頂き、いざ出発。 初日は10時に京都へ着いたので、そのままバスに乗り、末富と言う和菓子屋さんへ そこで、生菓子を夜食用に購入し、そのままこの近くにある桜田さんと言う 料理屋さんへ直行、こちらのお店は初めてだったのですが、他に入らしていたお客様も たまたまなのか、お話好きの方ばかりで、女将さんも交えて楽しくお話しながら食事が 出来ました。そして、食後は地下鉄烏丸線に乗って 、相国寺へ、こちらは天井画が有名 なのですが、今回は相国寺端春院の方へ、こちらのお寺さんは、普段は滅多に 見られないのですが、 9月30日まで公開していると言う事で、 上田萬秋筆の『雁の襖絵』と今尾景年筆の『孔雀の襖絵』鈴木松年筆『松の襖絵』 を拝見しながら、八方睨み龍や孔雀の絵が、なぜお寺によく描かれているのか と言うお話や、このお寺が題材になった直木 賞作家・水上勉さんのお話などを聞き、 その後、庭の方へ案内され、私生まれて初めて、つくばいに耳をあて、『水琴窟』 の音色を聞かせて頂き、その涼音に感激、あんまりはしゃいでいるので、 案内していた方に笑われてしまいました。オホ と、この日はとても暑かったので、ひとまずホテルに帰ってプールへ 夜は祇園にある吉膳さんを尋ね、白川辺りをぶらぶら散歩しながら、 ひたすら歩いて歩いて知恩院、青蓮院などを横目に見ながら、 途中ショーウインドウにちょこんと座っている大きな福助さんを撮影したりしながら ウエスティン都へ帰り、次の日の計画をシェフに伝え熟睡、 そして、朝は旅のお約束6時に起床プールで30分泳いで30分サウナに入り お昼の分まで、たっぷり食事を取って、いざ出発、この日は地下鉄と叡山電鉄を 使って、一乗寺駅へ行き、トボトボ歩いて下り松にご挨拶その後、 金福寺・詩仙堂・曼殊院とのどかな田園風景を眺めながら、ゆっくり歩き 駅へ戻って、再び叡山線 で岩倉まで行き、実相院を見学し、 バスに乗って四条河原町 まで行き、祇園のようじ屋さんを覗いてから、 八坂神社へ、 その後白川の近くにある小森と言う甘味屋さんで一休みし、 そこから南禅寺の方へ行き、少し散歩をし、夜はたまたまキャンセルが出たと 連絡を頂いたなかひがしさんへ、2年ぶりの再訪をし、 次の日は、なぜかいまさらながら、修学旅行生に混じって、二条城を見学し、 三十三間堂で、前回頂いたお札を返し、無事帰宅。 いやー今回は、本当に良く歩きましたよー、しかし、私的には歩いた事によって 地元のおばちゃんに、『 あんた、何処いくん』と話しかけられたり、 こう言うお寺もありますよ、と教えて頂いたり、 良い経験が出来ました。 皆様も、これから紅葉のベストシーズン、少々混むかもしれませんが、 機会がございましたら、たまにはのんびりと縁側に座って、ボートしてみませんか<笑> それでは、また。後で写真も少しづつアップしますのでお楽しみに。
■2006 1/1(日)2006・新年
■2005 5/2(月)ポワン・ドゥ・デパーオリジナル大人の為のロールケーキ