フランス料理店・ポワン・ドゥ・デパー Point de départ
普段あまりお話できないような 私達のお料理やお店に対する考え方 などを、今までにあった出来事 なども交えながら、色々と書いていこうと思っております。 なかなか、ご理解頂けない事も、 あるかと思いますが、面白おかしくご覧いただけたら幸いです。
『六本木でモネを満喫』
ここのところ、休日をお店のある六本木で過ごす事が多くなった、 と言うのも、近くに大好きな美術館が増えたお陰かもしれない、 休みになる度に、時間を見つけては色々な所へチョコチョコと覗きに行っているのですが、 現在、国立新美術館で開催されているモネ展、私は始まったばかりの平日の 夕方を狙って伺ってみたのですが、やはり平日ですと比較的ゆったりと 混み合う事なくのんびりと見学できましたよ。 そして今回、行く前まではモネと言えば、やはり睡蓮の絵なのかしら?と思って 伺ったのですが、実際見学してみて自分が惹かれた作品は、 勿論睡蓮も素晴らしいのですが、それ以外の作品、 道やサンシメオン農場の道の夕暮れの感じやコロンブの平原、 かささぎと言う作品の雪景色の中の光と影の効果の素晴らしさや 庭のカミーユ・モネと子供の優しい光の感じ、 ポールドモワの洞窟の透明感のある深い海の色や ルエルの眺めの空の色や光、サンラザール駅の煙が黙々と上がっている光景は、 すーと、その作品の中に吸い込まれていく様な感じがするくらい、 個人的には、素晴らしいなーと思いました。 中でも、かささぎに関しては、絵を見ながらなぜか、不思議と小さい頃 朝起きて庭を見たら、知らぬ間に雪が積もっていてビックリした時の事など 思い出してしまい、何とも懐かしい感じがしました。 皆様も是非、お時間がございましたら、このモネが生涯を通じて追求してきた 光と影の効果、空と水、木の葉や花の絵などを満喫しに六本木へ 遊びにいらしてみませんか? そして、その帰りには、是非当店へも遊びに入らして下さいね、 シェフ共々、心よりお待ちしております。 それでは、今週はこの辺で そうそう、ゴールデンウイークも通常通り営業です。オホ
■2006 1/1(日)2006・新年
■2005 5/2(月)ポワン・ドゥ・デパーオリジナル大人の為のロールケーキ