フランス料理店・ポワン・ドゥ・デパー Point de départ
普段あまりお話できないような 私達のお料理やお店に対する考え方 などを、今までにあった出来事 なども交えながら、色々と書いていこうと思っております。 なかなか、ご理解頂けない事も、 あるかと思いますが、面白おかしくご覧いただけたら幸いです。
『2009年クリスマスも無事終了&年末年始のお知らせ』
2009年クリスマスも無事終了、只今の時刻夜中の3時ですがそのままシェフと共に、 お正月用テイクアウト商品の仕込みに突入しております、オホホホ 一応30後半になりましたが、まだまだ体力はある方なので<笑>、 多分このまま肉食系の食事をとれば年始まで元気に働けるでしょう、 そうそうこの話はこの辺で、今年もクリスマスにご来店頂いたお客様方へ 心よりお礼を申し上げます、そして残念ながら今年は来れなかった方も、 また是非来年遊びにいらして下さいね、そしてそして秘密だった今回のメニュー なんですが、まずアミューズは蝦夷アワビを柔らかく煮込んでから細かく切り ソテーし同じく細かく切ったお野菜とコンソメジュレと合わせた爽やかな1品、 そして前菜一皿目は、北海道産のユリ根のババロワにロシア産のオシェトラキャビアを たっぷりとのせて召しあがって頂きました、ユリ根の上品な甘さとキャビアの塩気が 相性ピッタリでしたよ、 それから前菜2皿目はフランス産トランペット茸とインカのめざめと 言う名前の栗の様な食感のあるジャガイモをサンドしたフォワグラのテリーヌ、 こちらは、89年のレイヌヴィニョーと言う1級のソーテルヌをグラスで合わせてる方が 多かったです、そして今回1番人気のお魚料理 は北海道産の真鱈の上にタラバガニを のせて白ワインで蒸し、日本ホウレン草の綺麗なグリーンのソースで召しあがって 頂きました、運んでいても香りがフワーとして見た目も美しく皆さん喜んでおられました、 それからメインのお肉料理はシャラン産鴨のローストのオレンジ風味のソースを クラシカル過ぎずシェフらしくちょっぴり洗練された現代風にアレンジし 甘さは抑えててオレンジの風味を引き出し爽やかに仕上げてみました、 勿論鴨の皮の部分はカリカリでしたよ〜、そして こちらの1品は、意外にもお若い方たちが『美味しいですね〜』とおっしゃってくれたので シェフもご満悦でした、こうやって若い人たちにも伝統的なフレンチの味が受け継がれて いくと良いですよね、そしてお口直しはリンクコーナーでお世話になっている オカメインコのペコポコさんが送ってくれたリンゴを使ったリンゴのジュレと コンポートそしてカルバドス風味のクリーム3層仕立てにし、 小さなグラスに入れた物を混ぜて頂く1品、そしてデザートは私が久しぶりに ハリキッテ造らせて頂いた苺のタルトにシェフが作った綺麗な飴のお菓子を飾り付け 自家製アイスクリームを添えた物でした。自分達の個人的感想といたしましては、 残されてきたお皿がなかった事が今回の仕事の結果だと思っておりますが、 また来年も、皆さまにいらして頂けるよう頑張りますね。 年末年始のお知らせ 年末は12月31日のお昼まで営業致します、そして年始は1月2日より営業と なります。ご家族やご友人とのお食事会などに是非ご利用下さい。 それでは、この辺で今年も大変お世話になりました、また来年もポワン・ドゥ・デパーを どうぞよろしくお願い致します。 追伸・クリスマス期間中、クリスマスカードやチョコレイト、それから大好きな 和久傳さんのちりめんやお菓子などなどを差し入れて下さった皆様へ この場を借りまして心よりお礼を申し上げます、これからシェフとゆっくり頂きます。 それから、シェフが飴と格闘しているところは動画でYou tubeにアップしましたので お暇な時にでも覗いてみて下さいね。
■2006 1/1(日)2006・新年
■2005 5/2(月)ポワン・ドゥ・デパーオリジナル大人の為のロールケーキ