このフィリップスコレクション展が、森美術館で行われていると言うのは
前々から知っていたのですが、なかなかバタバタとしていて、行ける時間がなく
やっと、今週シェフのたっての希望で、見学に行って参りましたが
やっぱり、絵を観るのって美味しい物を食べるのと同じ位
贅沢な時間で、癒されますよね。
今回もイヤホン片手に軽く２時間は、美術館の中で過ごしてしまったんですが、
どの作品も、あっこれ、何かの本で見た事があるなーと言う
名画ばかりで、とってもお得な感じがしました。特に、このコレクションの目玉でもある
ルノワールの舟遊びの昼食は
本の上では頻繁に観た事があったんですが、本物を目の前で観れたのは
今回が初めてだったので、あーやっぱり実物って良いなーと
しばらくの間ジーと観てしまいました。
そのほか、個人的にはモネやシスレー・ドラクロワやゴッホ、ゴーギャンの
作品が久しぶりに観れて、とっても良かったです。
それから、このページの左上に写っている
ラウル・デュフィは、今回のコレクションで初めて知った画家さんなんですが、
とても １９３０年代に描かれたとは思えない、ポップな感じの色使いや
一見アバウトな感じのタッチの 中に
ポツンポツンとポイントを押さえて描かれている箇所がとても印象的で
また全体的に、とても 温かみがあって、非常に惹かれてしまい、
思わず葉書を買ってきてしまいました。
このコレクション展は９月４日まで開催されているようなので
皆様も是非お時間がございましたら、
入らして見ては如何でしょうか。
そうそう、コレクション見学の後は、是非是非当店にも、お立ち寄りくださいね。
シェフ共々、皆様のご予約を心よりお待ちしております。
それから、この葉書の隣に写っているネズミさん
前々から、とっても気になっていた人形で、
今回六本木ヒルズのお土産物屋さんで、たまたま発見し、
即購入（￥１２６０でした）、 何処となく、
目の感じがシェフに似てると思いませんか？
今度、当店に入らした際は、是非シェフの顔と見比べてみてください。オホホホ
それでは、また来週。
追伸・先週、時間があったので、倉庫を整理していたら、シェフのフランス時代の
ノートが何冊も出て来たんですが、どれもお料理のスケッチとフランス語ばかりで
私には、さっぱり何の事だか解らなかったんですが、
シェフは、非常に懐かしそうに、それをじっと眺めておりました。