フランス料理店・ポワン・ドゥ・デパー Point de départ
普段あまりお話できないような 私達のお料理やお店に対する考え方 などを、今までにあった出来事 なども交えながら、色々と書いていこうと思っております。 なかなか、ご理解頂けない事も、 あるかと思いますが、面白おかしくご覧いただけたら幸いです。
『ちょっぴりお洒落なビストロクラシカル?』
何だか、本来ならば8月3日に更新するはずが、8月10日になってしまい 本当に申し訳ございません、がしかし問題はまだ解決しておらず、 しばらくこのページは更新がスローになってしまうかもしれませんが、 なるべく早く解決できるようにしますので、その間はメニューコーナーなどを覗いて 楽しんでいただければ幸いです。と言う事で、今週は新しくメニューに登場した ちょっぴりお洒落なビストロクラシカル?なお料理をご紹介いたします。 まず、冷前菜はボリュームたっぷりの食いしん坊のサラダ、こちらはバスク豚の 生ハムやチョリソー(ピリッと辛いサラミ)やシェフご自慢の自家製スモークサーモンや 真ダコのマリネ、フランス産鴨のフォワグラのテリーヌや牛タンのグリエなどを乗せた 食いしん坊には堪らない1品です。既に召し上がって頂いたお客様方からは、 これ1品でメインみたいーと喜んで頂いております。 それから、温前菜では夏の特別サービスとして、プラス料金なしで、 フランス・プロヴァンス産のサマートリュフと蛤を使ったパイ包みが登場。 こちらは、やっぱりトリュフはその特徴である香りを楽しんで頂くべく クラシカルにパイで包むのが一番なのでは?と言う事で こちらの調理法で仕上げてみました。 それから、メインでは、あまり日本では良いイメージがないランプ肉さんの イメージを覆すべく、 和牛のA4等級のランプを登場させてみました。 ランプは 元々サーロインの横のおしりに近い部分なので 非常に脂と肉の味のバランスが良く、シェフもお薦めの部位ですので 是非1度トライしてみてください。 ちなみにこちらは、シンプルにポワレしフォンドゥヴォーに、 ピリッと辛い壱岐の柚子胡椒を加え、夏向きのサッパリとしたソース で仕上げてございます。夏バテ防止にもなるメニューですよ。オホホ そして最後は、フランスヴァンで地方のシャランでラベルルージュと言う 追跡システムが付いた<ラベルごとに個体番号が付いており鶏の生年月日・出生・ 飼育内容や飼育日数・屠殺日まで全て追跡できる非常に透明性が保たれた プーレ・フェルミエ・ノワール・ドゥ・シャラン・ラベル・ルージュと言う黒い羽根の 鶏を使用したボールと同じく鶏のトサカやモミジ(足の部分)・キンカン・ ヤゲン・砂肝 などを壺に入れフォンドヴォーと鶏のブイヨンで軽く煮込んだお料理が登場 、 こちらも、とてもしっかりとした肉質でお薦めです。 それから、アユのテリーヌと岩牡蠣はそろそろ終了となる予定です、 ご希望のお客様は是非、お盆休みを利用して遊びにいらして下さいね、 シェフ共々、皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。 それでは、今週はこの辺で。 そうそう、大変遅くなりましたが、8月がお誕生日のお客様、お誕生日おめでとう ございます。まだまだ蒸し暑い日が続きそうですので、お体にはくれぐれも 気を付けて新しい1年も良い年になりますように。 追伸・後で下に更新できなかった間に溜まってしまった写真をアップします。 そうそう、もう1つ先日かれこれもう20年近くパリに住んでいるシェフの友人の料理人の 方が、久しぶりにヴァカンスで日本いらしたので、お店に遊びに来てくれたんですが、 シェフが1人で働いているのを調理場の横でスープドポワッソンを飲みながら 見学し、「薗部さんフランス時代と動きの切れが変わらないね」と言われて、 ちょっぴり喜んでいたシェフでした。オホホホ
■2006 1/1(日)2006・新年
■2005 5/2(月)ポワン・ドゥ・デパーオリジナル大人の為のロールケーキ