『１０年ぶりのブーダンノワール 』

長かったゴールデンウイークも無事終了。
今年の当店のゴールデンウイークの営業は
遠方から入らして下さった方や、初めての方、それから久しぶりにチビッ子と共に
ご来店くださった方などなど、皆様と共に楽しい時間が過ごせました。
そして、ゴールデンウイーク後半からは、前々から多数のお客様から
リクエストを頂いていた、フランスの地方料理であるブーダンノワールの
製作に取り掛かり、今週よりいよいよ新登場となりました。
こちらは、新鮮な豚の血と、みじん切りにした玉葱を、よーくよーく炒めたものと、
豚の背脂を細かく切りブランシール（一旦湯通し)し、玉葱と共によーく炒めたものと
クリームを合わせ、スパイス、塩、胡椒で味を調えた物を豚の腸に詰め、
約８０度の湯煎で２０分位火を通し、その後フライパンでソテーし、
甘酸っぱいリンゴのコンポートと共に召し上がって頂く１品です。
ちなみに、私は試食の時、まだリンゴのコンポートが出来上がってなかったので、
ローヌ地方のマスカット種を使用して造った天然甘口ワイン、
ミュスカドボームドヴニーズと合せてみたのですが、結構相性は良かったですよ。
その他、ローヌ系の赤や若い感じの赤ワインとも相性が良さそうでした。
そうそう、肝心のお味の方の感想は、非常に舌触りが滑らかで、
上品な甘さがあり、コクのある上質なレバーを食べている様な感じでした。
と、これはあくまでも個人的感想なので、是非ご興味のある方は
トライしてみて下さいね。それでは、今週はこの辺で
追伸･５月がお誕生日の皆様、お誕生日おめでとうございます。
皆様にとって、新しい１年も元気でハッピーな年になりますように。