フランス料理店・ポワン・ドゥ・デパー Point de départ
普段あまりお話できないような 私達のお料理やお店に対する考え方 などを、今までにあった出来事 なども交えながら、色々と書いていこうと思っております。 なかなか、ご理解頂けない事も、 あるかと思いますが、面白おかしくご覧いただけたら幸いです。
『千年の都の自然に触れる旅』
今週は、3連休を頂いて、ちょっぴり短め&早めの夏休みを京都で過ごしてまいりました。 とこの話に入る前に、先週七夕は、総てのテーブルが皆さんお祝い事で、 お誕生日や入籍祝い・結婚記念日などなど、とってもハッピーな方々が集まり、 私もシェフも楽しく仕事が出来ました。中でも、ご両親の喜寿・米寿のお祝いに 家族10名でお集まり頂いたお客様には我々の分まで手作りのお赤飯を頂き、 それがとっても美味しく、成沢様お心遣い有難うございました。 この場を借りましてお礼を申し上げます。 それでは、ここからが京都の話の始まり始まり、 今回は前にも一緒に京都を訪れた事があるお客様ご夫妻と一緒に 1泊2日の旅だったのですが、その方々は私の数十倍京都に詳しい方々なので、 今回はその方々に旅の計画及び予約はお願いし、 我々は当日新幹線で待ち合わせと言う事にしました。 そして今回の日程はと言うと、 まず京都に11時22分着後、いつもの様に伊勢丹の地下でお弁当を注文し、 その後皆でなかひがしさんへ、<相変わらずご主人のお料理やワインの 説明はユーモアがあって笑えました> その後出町柳からバスに乗りコトコトと揺られる事約1時間40分、 北山杉や川を眺めながら山の奥へ、 次の日見学する峰定寺の参道にあるお宿、美山荘へ、 こちらは偶然にもなかひがしさんのご実家だったようで、今回初めて伺ったのですが、 自然が美しく若女将さんも、とても良い方で、また一生懸命働いて貯金して伺いたいなー と思わせるお宿でした。こちらでは、夕飯を頂いた後、宿泊客皆で蛍を見に、 今年は時期が少しづれてくれたみたいで、幸運にも沢山の蛍が見られ とっても綺麗でした〜、こちらでは旅館の方が蛍を捕まえて蛍袋<お花>の中に 蛍を入れてくれたり、日本ならではのおもてなしを味わえ、非常に勉強になりました。 そして、皆10時には就寝、朝は7時には起床し、ご一緒したご夫妻は、こちらには何度か 宿泊されているので、山の上までマラソンに出かけ、我々は散策。 その後、充実した朝食を頂いて、いよいよ峰定寺へ、まず受付で支払いをし お財布とタオル以外はすべて預け、襷がけの鞄と杖を配布されいざ出発、 (ちなみに、こちらの受付のおばちゃまもかなり説明の仕方が面白いですよ〜。) 頂上にある日本最古の舞台造りである本堂までの階段は約430段 、 とっても、きつかったですが、頂上からの眺め、吸い込まれるような山のグリーンの 素晴らしさには、疲れも一気吹っ飛びます、ただ、蜂がいたりするので気を付けて下さいね、 その後、車でさらに山奥の方へ進みかやぶきの里へ少し見学をし常照皇寺へ、 その後北山杉資料館を見て高山寺・石水院にて大好きな鳥獣人物戯画四巻のレプリカを 見せて頂き、お土産を購入し、西明寺へこちらでは、お寺の方が桂昌院さん(おたまさん) のお話などユーモアを交えながら 丁寧に説明してくださり、 その後今回最後の見学場所神護寺へこちらも、階段は凄かったです。 がしかし、たまたま季節外れに紅葉しているもみじを発見し、 そこで皆で記念撮影が出来たので、とってもラッキーでした。 今回は、京都の中心部ではなく、山奥の方を中心に周ったのですが、 綺麗な青い鳥を見かけたり、小鹿の群れに出会えたり、温かい人々に出会えたり 実りある旅になりました。皆様ももし機会がございましたら千年の都の自然に 触れる旅に出かけてみては如何でしょうか。オホ 写真は毎日少しづつ 下にアップして参りますので、お楽しみに。
■2006 1/1(日)2006・新年
■2005 5/2(月)ポワン・ドゥ・デパーオリジナル大人の為のロールケーキ