フランス料理店・ポワン・ドゥ・デパー Point de départ
普段あまりお話できないような 私達のお料理やお店に対する考え方 などを、今までにあった出来事 なども交えながら、色々と書いていこうと思っております。 なかなか、ご理解頂けない事も、 あるかと思いますが、面白おかしくご覧いただけたら幸いです。
『ランチの前菜のご紹介&初めての古美術体験』
いやー本当に暑い日が続いておりますが、皆様お元気ですか〜? それにしても、今年はなんでこんなに湿気がある嫌な暑さなんでしょうかね、 流石に自転車に乗っていると、フラフラしてしまいますよ。オホ と、お天気のお話はこの辺に致しまして、 今週は、大変お待たせしておりました、8月12日から再開致しました ランチの前菜の写真をメニューコーナーにアップする事が出来たので、 この2種類の前菜についてお話しますね、 まず、数種類のお肉のテリーヌの方ですが、こちらは鴨・豚・鶏のお肉と レバーや心臓などの内臓を少々と軟骨を入れ、周りを綺麗にキャベツで包んだ、 コリコリとした食感が特徴のしっかりとしたお味のテリーヌです。 試食した感想と致しましては、赤ワインも良いけれど、意外とシャンパンと 合うかなーと言う印象を受けました。 それから、北海道産の真ダコのガレット仕立て・有機野菜添えの方は、 新鮮な真ダコをフードプロセッサー にかけ、卵白と合せて ガレット型にし、一旦蒸し器で蒸し、ふっくらとした所で、 香りや食感を更に活かす為に、両面をフライパンで焼き、焼き色を付け ハーブの爽やかなソースと、静岡産の有機野菜を添えた夏らしい1品です。 こちらの料理を試食した感想と致しましては、フワフワッとした食感の中に ツブツブッとしたタコの食感が非常に面白く、また焼く事によって引き出された 香ばしいさとハーブの香りが何とも後を引く味でした、ちなみに私は 付け合せの、静岡産の有機野菜も体の中を綺麗にしてくれるような感じがして 大好きなんですよ、皆様も是非休みの日のお昼に白ワイン片手に 真ダコを満喫してみませんか?オホ それから、話は変わりますが、先週、たまたま時間が出来たので お客様に紹介して頂いた、日本橋三井タワー7階にある 三井記念美術館で開催されている、企画展・美術の遊びとこころ 美術のなかの『写し』と言うのを見学してきたんですが、 東京生まれ東京育ちでも、日本橋三井タワーへ行くのが初めてだった私 まずは、展示会場に上がる凄ーく重厚感のあるクラシックなエレベーターに ビックリしてしまい・・・・思わず『あっ正装してこなくても良いのかしら??』 と久しぶりに少々緊張してしまいましたが、流石、重要文化財とっても素敵でしたよ。 それから、私は今回初めて日本の古い茶道具や屏風、能面などを拝見したんですが 展示の仕方も良かったせいか、スーとその世界に入っていけて、 まったく古美術が解らない私でも、日本人の作る物って素晴らしいなー などと改めて思う事が出来、非常に勉強になりました。 ちなみに、私はこの展示の中で実際は、蛤の小さい物なんですが、 アサリ位の貝の内側に絵が描かれている物があって(桐紋蒔絵貝桶・雛道具) それを、その上に設置されている虫眼鏡と言うか顕微鏡みたいな物を覗いて 見学すると言う展示が、お気いにりで、ズーと覗き込んでいたら またまた、周りの人に『この人変な人?』と言う目で見られてしまいました。アハ 皆様も、もしご興味がございましたら、変な人にならない様、 気を付けて覗いてみてくださいね。 それでは、また来週。 追伸・倉敷の岡さん、シコレをわざわざ贈って下さり、誠に有難うございました この場を借りまして、お礼を申し上げます。また東京に入らした際は是非遊びに 入らして下さいね、シェフ共々心よりお待ちしております。 それから、先週久しぶりに来店してくださった、当店のチビッ子のお客様 花ちゃん、しばらく見ないうちに背が、とっても伸びていてビックリしました。 親御さんの話では、もう、ご飯も一人で炊けるみたいですね。恐るべしチビッ子、 将来は女性シェフかなー、楽しみ楽しみ。シェフも期待してるので ガンバレー。
■2006 1/1(日)2006・新年
■2005 5/2(月)ポワン・ドゥ・デパーオリジナル大人の為のロールケーキ