『ジビエファンのお客様へお詫びと訂正』

本日は、私としては、珍しく、ちょっぴりションボリ気分な１日でした。
と言うのも、私が２００３年に書いたジビエについての日記のせいで、
シェフと、本日雷鳥について、お問い合わせを下さったお客様に、
大変なご迷惑をお掛けてしまったのです。トホホ
本当に、申し訳ないの一言です。
そもそも、事の発端は、私が２００３年の日記に
ジビエは、お取り置きが出来ると書いてしまった事でして・・・、
その記事を本日ご覧頂いたお客様が、「雷鳥のローストを取り置きお願いします」
とお電話を下さったのですが、シェフは、そもそもコンピューターを
一切いじらないので、その記事の事を
何も 知らなかった為、（２００３年の記事と言う事もあり・・・）
今年は本当に、ジビエの数が少ないので
取り置きは、やってないんですよ、と言ってしまい、
そのお客様に、不愉快な思いをさせてしまったようなのです。
しかし、それでもシェフとしては精一杯、対応しようと、
そのお客様が、あまりにも、熱心に取り置きの事を
おっしゃられるので、そんなに希望されるんでしたら、よっぽどの事なのかなー
と思い、 ローストは数が少ないので無理ですけど、
温製のテリーヌ でしたら、今入荷している２羽を使って１２月中に
もう一度、登場させる予定があるので、今の時点では、
１人でやっているので、 他の仕込みの状況を考えると
何日までに出来る、と言う確実な日にちが言えないので、、
出来上がり次第、こちらからお客様へ ご連絡いたします。
と、お答えしたのですが、その答え方が、
かえって、そのお客様の反感をかってしまったようで・・・・
「さっきは、取り置きは出来ないと言ったじゃないですか、となってしまい・・・」
そしてその後、「そんなんだったら、美味いものなんか出て来そうにも
ないから、と言われてしまい」アラララララと言う結果に
なってしまったのです。トホホ
何にせよ、今回の事は、何もかも２００３年に、
その様な誤解を招く日記を書いた私が悪いのです
本当に、わざわざお問い合わせを下さった、お客様には、
不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした。
この場を借りまして、心からお詫び申し上げます。
只これだけは、シェフの名誉の為に書かかせて頂きますが、
シェフとしては、良かれと思って言っただけの事で、
こちらから、電話を切ってしまったのは、反省すべき行為ですが、
「そんなんじゃ美味いもんなんて、出て来そうにない」
と言う発言は、いつも真剣に料理を作っているシェフにとっては、
非常に（かなり）ショックだったのだと思います。それで思わず・・・・。
＜誤解があったようなので、１つ書き加えますが、いきなり切ったわけでは
なく、それでは、結構ですといって、きちんと切りましたので＞
最後に一言・・・・・・
私は１０年以上、シェフと一緒にコンビを組んで仕事をしてきて思うのですが、
シェフは本当に料理が好きで、いつも真剣に、プロとして常にお客様に
美味しい物を食べて頂けるよう、人一倍努力している 人間の１人です。
それを、世間の人が認めるか、認めないかは別として も、
そんなシェフにとって一番大事な自分の子供のような料理を
そんな事で、味を変えたり、変な物を出したりするのでは？と
疑われた事は、本人にとっても、私にとっても、
かなりショックな事でした。
シェフは、決してそんな事をする人ではないですよ、
どうか、その事だけは、ご理解頂ければ良いなーと願いつつ、また来週。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 薗部桃子より

追伸・上の写真は久しぶりに銀座でパチリと１枚。
　　 　この後、古くからのお付き合いの酒屋さんに４年ぶりに
　　　　顔をだし、 薦められたティエリービュズラの
　　　 オートボルヌと言うロワールのスパークリング
　　　 ワインと、クロデュテュエブッフのシュナンブラン種を使ったヴィオワインを購入。
　　　 白の方は、濁りの発泡酒を飲んでいる様で、非常に面白かったですよ。