フランス料理店･ポワン･ドゥ･デパー Ｐｏｉｎｔ ｄｅ ｄéｐａｒｔ
普段あまりお話できないような 私達のお料理やお店に対する考え方 などを、今までにあった出来事 なども交えながら、色々と書いていこうと思っております。 なかなか、ご理解頂けない事も、 あるかと思いますが、面白おかしくご覧いただけたら幸いです。
『2010・夏のメニューのご紹介』
6月に入り、今週より夜のコースが夏のメニューに衣替えとなりました。 今回は、冷前菜は定番の夏が旬のビックサイズでクリーミーな味わいの岩牡蠣さんを シャンパンのジュレで爽やかに召しあがって頂く1品と、ほろ苦い内臓の味わいが お薦めのシェフオリジナル鮎のテリーヌ、こちらは今年からシェフがフランスのマルセイユ にあるプチニースと言うお店で働いていた時に良く作っていたズッキーニのお花の中に ラタトゥーユを詰めた南仏らしい夏をイメージした付け合わせとなっております。 それから、もう1品は甘みのある白エビのフレッシュをクラシックにクリームのソースと ロシア産オシェトラキャビアと共に召しあがって頂く贅沢な1品、 こちらは、海老の甘みと食感そしてクリームとキャビアの塩気が何とも言えず お薦めです、是非キリッと冷えたシャンパンと共にお楽しみ下さい。 次に、温前菜は季節の穴子と枝豆を使ったラビオリ こちらは、穴子の骨でとったブイヨンとフォンドヴォー少々で穴子をふっくらと柔らかく 煮上げ細かく切った物を枝豆と穴子のすり身を混ぜ合わせた物の上にのせ シェフお得意のモチモチ＆ツルンとした食感のラビオリ生地で包み蒸し上げた1品です。 枝豆の食感がアクセントとなっておりお薦めです。 それからもう1品は 北海道真狩村にある板敷農園さんから届いたしっかりとした 味わいのグリーンアスパラガスをローストしカリカリに焼いた豚足と豚耳と共に 召しあがって頂く 一皿、どちらも個人的には熟成感のある辛口のシャルドネか 又はローヌ系の少し苦みのある辛口白が合うような印象でした、 ワイン好きの方は、是非一緒にトライして見て下さい。 そして最後に新登場のメイン料理と言うか数十年ぶり？ に登場となった、フランスの古典的料理ブランケットドヴォー＜仔牛のクリーム煮＞ と同じく仔牛の腎臓＜ロニヨン＞のポワレマスタード風味のソース、 こちらは、私達がもうかれこれ5年位食べ続けている 北海道産の有機玄米と共にお楽しみください。 ソースと一緒に食べると、玄米も意外と食べ易いですよ。 先日久しぶりに美容室＜ヘアーサロン＞に行き色々と女性誌を読んでいたら、 世の中的には体の中から美しく？が流行り見たいだったので、 ちょっと我々のお薦めを登場させてみました。オホホホ と言う事で、夏の新メニューも是非トライしに来て下さいね。 シェフ共々お待ちしております。 追伸・ちなみに、岩牡蠣をご希望の方に一言アドバイス・・・なるべく早めの方が大きい物が 安定して 入荷しますよ〜。7月8月に入ると台風などの影響で入荷が不安定になる恐れが あるので、それでは、また。
■2006 1/1(日）2006・新年
■2005 5/2(月）ポワン・ドゥ・デパーオリジナル大人の為のロールケーキ
